PS4のソフトウェアアップデートについて
PS4を遊んでいるとよくある「ソフトウェアアップデート」。
始めると若干長いし鬱陶しい場合がありますよね。
しかし普段何気なくやっているこのソフトウェアアップデート、非常に大事なものなのです。
そこで今回は、このソフトウェアアップデートとは何なのか、ソフトウェアアップデートが出来ない場合の対処法を教授します。
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▼そもそもソフトウェアアップデートとは?
「ソフトウェアアップデート」とは、インストールされているシステムソフトウェアやゲームソフトウェア、つまりプログラムをアップデート、新しいバージョンに書き換えることを言います。
ソフトウェアアップデートを行い、ソフトウェアのバージョンを更新することで、ソフトウェアのバグや脆弱性を修正したり、セキュリティやパフォーマンスの強化が為されます。
時にはハードウェアに新たな機能を追加したりなどの更新が行われる場合もあります。
PS4のソフトウェアアップデートも同じようなもので、アップデートを行うことでバグやソフトウェアの脆弱性を改善したり、セキュリティやパフォーマンスを強化したり、新機能が追加されたりします。
▼アップデートしないとどうなる?
システムソフトウェアは常に最新の状態にしておくことが必須とされています。
では、ソフトウェアアップデートを行わないとどうなるのでしょうか。
・ネットワークに繋げなくなる
基本PS4のシステムソフトウェアアップデートの目的が「古いシステムの脆弱性をついたバグの利用」や「違法ソフトウェア利用」などを排除するためのものだからです。
それらの利用者をみすみすオンラインに繋ぐことは出来ないので、常にシステムソフトウェアが最新でないとネットワークを通じたゲームが出来なくなってしまいます。
・ソフトウェアや周辺機器自体が正常に動作しなくなる可能性がある
本体のシステムソフトウェアが最新バージョンでないと、ゲームソフトが上手く動作しなくなってしまったり、周辺機器を認識しなくなってしまう可能性もあります。
勿論、上記した理由で、ゲームのオンラインプレイは不可能となってしまいます。
・セキュリティ的な脆弱性も改善されず、意図しない攻撃に晒される可能性がある
2018年10月期に猛威を振るった「悪質メッセージ事件」など、システムやセキュリティの脆弱性をついた攻撃に対する対策も、システムソフトウェアアップデートに含まれます。
システムソフトウェアアップデートを行わないと、これらの攻撃に対する対策が取れず、データのクラッシュなどの重大な損失をもたらす可能性があります。
▼システムソフトウェアアップデートのやり方
システムソフトウェアアップデートは、設定から行えます。
設定画面で「システムソフトウェアアップデート」を選ぶと、自動的にシステムソフトウェアアップデートの有無を検索します。
もしアップデートが無い場合は最新バージョンがインストールされていると表示されます。
もしアップデートがあった場合は、そのままダウンロード及びインストールするための準備が進められます。
アップデートの方法は
・インターネットから直接ダウンロードする「ネットワークアップデート」
・パソコンでソニー公式からアップデートファイルをUSBストレージ機器に保存し、それらを用いてアップデートする「パソコン経由でのアップデート」
・アップデートデータが収録されているゲームソフトを使ってアップデートを行う「ディスクアップデート」
の三つが存在します。
上記以外の正式なアップデート方法はありませんし、その他の方法を用いてのアップデートは「不正アップデート」と見なされます。
不正アップデートを行った本体は修理・保障の対象外となる上、下手をすればアカウントの永久凍結の対象となってしまう可能性もあります。
必ず、上記方法でのアップデートを行いましょう。
アップデートに関しては難しいことはありません。
画面の表示に従って進めていけば問題はありません。
尚、アップデートファイルのダウンロード中は他の操作が可能となりますが、インストール中は他の操作は一切不可能となります。
また、インストール後は再起動が入ります。
インストールを行う前に、他の操作は全て終了しておいた方が良いでしょう。
・電源オフに要注意!
ソフトウェアアップデートの作業中、特にインストール中にPS4の電源が落ちてしまうと、故障の原因となります。
インストール中は電源ボタンが無効となるため、誤って電源ボタンを押して切ってしまうということはありませんが、電源コードを抜いたりするなどの方法で強制的に電源を切ることは出来てしまいます。
更にブレーカーが落ちるなど要因で電源が切れてしまう可能性もありますので、更新中は特に電力や電源コードに気を配り、電源を誤って切ってしまうことが無いように気を付けましょう。
・アプリケーションのアップデート
アプリケーションにも定期的なアップデートがあり、行わないとアプリケーションの重大なバグ修正が行われなかったり、ネットワークを介してのプレイが不可能となります。
必ずアップデートを行いましょう。
アプリケーションのアップデートはアプリケーションの起動時にネットワーク接続されていれば自動的に行われます。
一部ソフトはアップデートを行わなくても起動させることは出来ますが、その場合はネットワーク関連は一切出来なくなりますので注意してください。
▼ソフトウェアアップデートが上手くできない場合の対処法
ソフトウェアアップデートが上手く行えない場合の対処法を紹介します。
・再起動
ソフトウェアのダウンロード時間が異様に長いなどの理由で終わらない場合は、一度再起動をすると改善することがあります。
フリーズしてしまった場合は電源ボタンを長押しすることで強制終了が行えます。
電源コードを引っこ抜いて強制終了を行うのは、本体故障の原因となりますので、強制終了をする場合は必ず電源ボタンを押して強制終了を行いましょう。
・セーフモードでのアップデートを行う
どうしてもアップデートが上手くできない場合は、セーフモードでシステムソフトウェアを行ってみましょう。
ただし、セーフモードでシステムソフトウェアをアップデートする場合は、一度パソコンでソニーの公式サイトへ行き、USBストレージ機器にアップデートファイルをダウンロードしておく必要があります。
・初期化してのアップデート
セーフモードでのアップデートすら行えない場合は、最終手段として初期化した上でのアップデートを行うこととなります。
自身のPS4のデータをしっかりとバックアップした上で、セーフモードの「PS4を初期化する(システムソフトウェアを再インストールする)」を選びましょう。
初期化を行ってもアップデートが失敗する場合は、内部で何らかの故障が起こっている確率が高いです。
その場合はユーザー側で何も出来ませんので、速やかにソニー公式のオンライン修理受付サービスへと修理を申し込みましょう。
▼まとめ
システムソフトウェアアップデートは推奨、ではなくほぼ必須の行為です。
アップデートは定期的に行われているため、必ずチェックして行いましょう。
尚、アップデートの有無や詳しい内容などは、ソニーの公式サイトでチェックすることが可能です。
ライター kanさん 20代 女性
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