PS4のシェアプレイ方法とシェアプレイが行えない際の対処法

PS4には様々なゲーム交流のためのツールが存在しますが、その極みが「シェアプレイ」です。

この機能は非常に便利であり、遠く離れた友人との交流にも一役買うことが可能な非常に優秀なツールです。

今回はそのシェアプレイとは何か、シェアプレイのやり方、シェアプレイ中の注意点やトラブルへの対処法などを紹介していきます。

▼「シェアプレイ」とは?

「シェアプレイ」とは、ネットワーク回線を通じて友人と一緒にゲームをプレイするシステムです。

ボイスチャットを通じてフレンドと交流しながら、一つのゲームを楽しむことが出来ます。

以上の説明だけを聞くと、いつものプレイと何ら変わりないように感じられるかもしれませんが、シェアプレイの凄さはこの先にあるのです。

なんとシェアプレイは、招待側の持っているゲームソフトを共有し、招待された側と一緒に遊ぶことが出来てしまうのです。

たとえ招待された側がゲームソフトを持っていなくても、ネットワークに繋いだPS4PS Plusの利用権を持っているだけで、友人と同じゲームを楽しむことが出来るという凄い機能なのです。

ボイスチャットで相手と会話しながらのゲームプレイは、まるで隣で一緒にゲームをしているかのように感じること間違いなしです。

・シェアプレイ時の特徴

シェアプレイの特徴は以下の通りです。

【ゲームソフトが無くても大丈夫】

シェアプレイは招待する側(以下ホスト)がゲームソフトを持っていればプレイすることが可能です。

たとえ招待された側(以下ビジター)がホストと同じゲームソフトを持っていなくても、ホストのゲームソフトを使用してそのゲームを遊ぶことが出来てしまうのです。

そのため、ビジターがホストの持っているゲームソフトを試しにやらせてもらう、ホストがビジターにおすすめゲームを布教するということが容易になります。

今までは現実世界でやっていた「そのゲーム面白そう!やらせてよ!」や「このゲームおすすめ、貸してあげるからやってみて!」を気軽に行えてしまいます。

勿論、いわゆる「借りパク」なんてことも起こり得ません。

ただし、シェアプレイはホスト一人につきビジター一人しか招待が出来ません。

更に、シェアプレイは1回につき1時間しか行えません。

シェアプレイ終了後にすぐ新しいシェアプレイをクールタイムなしで始めることは出来ます。

【セーブデータは共有】

シェアプレイ時のゲームデータはホストのものを共有します。

勿論プレイした内容もしっかりと反映されます。

なので、どうしてもクリアできない場所などをビジターにやってもらい、ゲームを進めるなんてことも出来たりします。

尚、トロフィーなどの実績はホストのみが解禁可能で、ビジター側は一切解禁することが不可能です。

更に、シェアプレイで共闘する際、ビジターは自分のPSNでのログインを行えず、ゲストユーザーとしてプレイすることとなります。

【観戦から共闘まで可能】

シェアプレイはビジター側がホストのゲームプレイを見ているだけの観戦から、ビジターがゲームをプレイすることも、ビジターとホストが一緒にゲームをプレイすることも可能です。

ただし、一緒にゲームをプレイする場合は、互いにPS plusへの加入が必要となるようです。

それ以外の場合はホスト側がPS plusに加入していれば問題なくプレイ可能です。

尚、シェアプレイでの共闘は、あくまで2人でプレイするゲームを同時にプレイできるというだけです。

「フォートナイト」のようなゲームを別キャラクターで一緒に参戦、ということは出来ませんのでご注意ください。

【スクショ・ブロードキャストは不可能】

基本的にブロードキャストは不可能です。

ただし、ホスト側はスクリーンショットとビデオクリップの保存が可能となっています。

▼シェアプレイの方法

それでは、自分がホストになってシェアプレイを行う場合のやり方を説明していきます。

1.SHERE」ボタンを押す

コントローラーの「SHERE」ボタンを短く押し(初期設定時)、シェアメニューを呼び出します。

その中にある「シェアプレイを始める」を選択してください。

2.シェアプレイを始める

シェアプレイを始めるを選ぶと、以上のような画面になります。

以上の画面から進むと、パーティを作成する画面へと移ります。

招待したい人物を選択し、先へ進んでください。

先へ進むとシェアプレイに関する注意文が表示されます。

インターネットの通信速度とプライバシーについてなので、しっかり読んでおきましょう。

尚、ここでインターネットの通信速度チェックが可能となっています。

シェアプレイを始める前の注意を読んで先に進むと、パーティが結成出来ます。

3.シェアプレイ開始

パーティの画面が現れれば、シェアプレイをすることが出来るようになります。

このメニュー画面で「シェアプレイ」を選べば、シェアプレイが行えます。

シェアプレイを止めたい場合は、「シェアプレイ」を選んで「シェアプレイを終了する」を選択することで終了することが出来ます。

・自分がビジターとなる場合

ビジターとなる場合は、ホストからのパーティ招待を受けるだけでシェアプレイが可能となります。

▼シェアプレイが出来ない場合の対処法

シェアプレイが行えない場合は、以下のような問題が発生している可能性があります。

・ホスト側の設定

ホストの「ペアレンタルコントロール/ファミリー管理」設定が、シェアプレイを阻害している可能性があります。

設定画面の「ペアレンタルコントロール/ファミリー管理」よりシェアプレイが行えるように設定を行いましょう。

ペアレンタルコントロールの設定画面で、「PS4本体の制限」を選びます。

本体制限パスコード(初期設定をいじっていなければ0000)を入力し、メニューに入ると、表示される「新しいユーザーの作成とゲストのログイン」を見てください。

初期設定では「許可する」になっていますが、何らかの原因で「許可しない」になっている場合がありますので、こちらを「許可する」に切り替えてみてください。

・シェアプレイ不可のゲームをプレイしている

「龍が如く極2」や「コールオブデューティー:ブラックオプス3」のような一部のゲームはシェアプレイが出来ないように設定されていることがあります。

更にシェアプレイ可能な作品でも一部シーンではシェアプレイが制限される場合があります。

Horizon Zero Dawn」のように一部地域や一部の国でシェアプレイを制限されるゲームもあります。

これらのゲーム、ゲームシーンではシェアプレイが出来ませんので、シェアプレイ自体を諦めるしかありません。

シェアプレイ出来るか出来ないかはソフトによるので、ソフトの公式サイトなどで確認してみるのが一番でしょう。

・ゲームに年齢制限がある

「ウォッチドッグス2」や「レッド・デッド・リデンプションⅡ」のような18歳以上のみ対象ソフト、所謂「Z指定」ソフトをシェアプレイする場合、PSNアカウントに設定した年齢が18歳未満であったり、ペアレンタルコントロールで年齢制限をかけられているとシェアプレイが不可能となります。

その場合は潔くシェアプレイするゲームソフトを変更して年齢制限のかからないゲームをプレイしましょう。

・通信速度に問題がある

ホスト側及びビジター側の通信速度が遅く、シェアプレイが行えない可能性があります。

双方とも通信速度が2Mbps程度が必要となります。

特にホスト側の通信速度が足りていない場合、接続すら出来ないことがあります。

通信速度が遅い場合は、無線通信機器とPS4を近づけてみたり、PS4と通信機器を有線で繋いだりして、通信速度の改善を図ってみてください。

以上の対処法を試してもシェアプレイが行えない場合は、双方どちらかのPS4や通信機器に問題が発生している可能性があります。

その場合はソニー公式のカスタマーサポートへと連絡を行い、故障の場合は速やかにソニー公式のオンライン修理サービスに申し込んでPS4の修理を行いましょう。

▼まとめ

シェアプレイは「一緒にゲームをやる」という行為をかなり気軽に行えるようになった機能です。

遠く離れていても一緒の家でゲームをやっている気分になれるという非常に良い物なのですが、その分ちょっと制限が強くかかる場所もあります。

シェアプレイの可否は順次変更される可能性もありますので、気になったら各種ソフトの公式サイトで調べてみましょう。

ライター kanさん 20代 女性

 

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