PS3の熱暴走と熱対策について
PS3の大敵といえば「熱」です。
熱はPS3の寿命を縮めたり、故障の原因を作り出す他、対策せねば不具合の原因ともなります。
今回はそんなPS3の熱暴走についてと、熱対策について教授致します。
▼PS3の熱暴走の症状
PS3に熱がこもり、発生した熱によって様々な不具合が起きる、という症状が「熱暴走」です。
熱暴走が発生すると、主に
・フリーズ
・処理落ち
が発生します。
特にフリーズが厄介であり、熱がこもり始めると頻発してまともにゲームが出来なくなることがあります。
最悪の場合、温度変化に弱い内部基盤の「はんだ」が壊れ、基盤の接触不良による故障(YLOD)を引き起こすこともあります。
故障が発生してしまうと、自力で治すことはほぼ不可能になり、完全に修理案件となってしまいます。
その他にも温度変化に弱いCPUが熱にやられることによる故障など、重篤な故障を引き起こすこともあります。
PS3にとって熱は百害あって一利なしです。
しっかりと熱対策を取らねば、PS3の寿命を確実に減らしていくでしょう。
外側が熱くなくても、内部で熱くなっている可能性も高いので、油断せずに熱対策を取ってください。
以下、PS3の熱対策について説明します。
▼PS3の熱対策としてやっておきたいこと
それでは、PS3の大敵である熱をどのように処理したらよいのか、説明していこうと思います。
・放熱する
PS3を使用する際、放熱がしっかり行えるようにすると良いでしょう。
具体的な対策として「扇風機を使用する」「ノートパソコン用冷却シートを用いる」「すのこに乗せる」などが妥当です。
特にPS3は横置きした際の底面に放熱板が存在するので、横置きした際の底面を冷やすことやその面の風通しを良くすることは非常に効果的です。
放熱時に「保冷剤」などを使用したくなるでしょうが、急激な冷却は本体に結露を発生させる原因となります。
結露は本体内部基盤の漏電や錆を引き起こす大きな原因となりますので、保冷材などの氷系統を使用するのは避けた方が良いです。
また、扇風機を使用する際も、PS3の放熱に使用される通風孔に向けて風を送ると、熱を含んだ風を排出しにくくなり、冷却効率が非常に下がります。
背面の通風孔に向けて風を当てるのは避けてあげてください。
・こまめに掃除する
埃が通風孔に詰まると当然排熱効率が格段に下がります。
定期的なPS3の清掃で埃を取り除き、排熱効率を落とさないようにしましょう。
・ラックなどに収納してプレイしない
熱のこもりやすいラックの中、テレビ台の中に収めたままプレイをしないようにしましょう。
ゲームプレイは必ず通気の良い場所で、直射日光を当てず行ってください。
▼まとめ
PS3に限らず、精密機器は少なからずの熱を発生させますし、熱に弱いものです。
なので、特に夏場は熱対策をしっかりと行い、本体をケアしてあげることが長く付き合うコツとなります。
面倒だからと言って熱対策を怠らず、行ってあげてください。
ライター kanさん 20代 女性
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