PS3でフリーズが起こってしまう場合の原因と対処法

PS3で遊んでいると、時折起こってしまう現象、それが「フリーズ」です。

今回はそんなPS3のフリーズについてと、フリーズに対する対処法などを記述していこうと思います。

 

 

▼PS3の「フリーズ」

PS3のフリーズは症状が様々です。

出力画面が

・完全停止(動きが一切無くなる)

・停止しない

・ブラックアウト

といった場合や、音声が

・停止しない

・同じ音のみがバグのように流れる

・完全停止

といった場合、操作を

・全く受け付けない

・一部のみ受け付ける

といった場合が存在します。

基本的にフリーズした場合は上記パターンがそれぞれ組み合わさって症状が出ます。

エラーコードは出ないことが多いようです。

▼PS3のフリーズの原因

PS3がフリーズする原因はディスクにある場合と、本体にある場合があります。

前者なら「ディスクの汚れや傷」が大きな原因となっていると思われます。

後者なら「PS3本体の容量の足りなさ」「PS3本体の汚れ」「熱暴走」が原因と言われています。

どれもある程度対処を行えば状態の改善が見込めます。

▼PS3がフリーズしてしまった場合の対処法

では、実際にPS3が本当にフリーズしてしまった場合、どのような対処を行ったらよいのか教授致します。

・PSボタンを押してみる

PS3のコントローラーについているPSボタンを押してみてください。

コントローラーの操作が効かなくても、反応してくれる可能性があるからです。

もしPSボタンが反応したなら、開いたメニューでアプリケーションを終了したり、ホーム画面よりPS3の電源を切って再起動を行ってください。

・本体を強制終了する

PS3コントローラーの操作が一切出来ない場合は、残念ながらPS3本体の電源ボタンを長押しして、電源を強制的にオフにするしかありません。

勿論、PS3本体の強制終了は本体に対して多少なりとも負担がかかってしまいます。

あまりに頻繁に強制終了を行っていると、HDDや、本体のもっと深刻な故障を引き起こす可能性が高くなってしまいます。

そのため、あくまで本体の強制終了は最終手段として扱ってください。

尚、稀に電源ボタンの操作も一切受け付けない場合があります。

そうなると本当の本当に最終手段として、電源コードを抜いての強制終了を行うしかありません。

当然、この方法では電源ボタンの強制終了よりも危険性が高い操作となります。

なので、故障覚悟で行うしかありません。

そのことはしっかりと留意してください。

▼PS3をフリーズさせないためには

PS3のフリーズをさせないために、もしくは頻繁にフリーズをしてしまう時に何をしたら良いのか、ご教授します。

・ゲームディスクの裏側を確認する

ゲームソフトの裏側に傷や汚れがあると、フリーズが起きやすくなってしまいます。

一度プレイしているゲームディスクの裏側を確認して、問題がないかどうかを見てみましょう。

・PS3の起動環境を変更する

PS3で遊ぶための環境を見直しましょう。

PS3を熱のこもる場所で使用せず、ラックなどから出した風通しの良い場所で起動させてください。

他にも本体の通風孔を掃除したり、毛足の長い絨毯の上に置いてプレイしたりしないようにしましょう。

もしそれでも本体が気になるほど熱くなるなら、PC冷却用のファンなどをPS3に使用してみましょう。

保冷剤での冷却は、本体の温度と保冷剤との温度差のせいで内部に結露が発生し、本体基盤の故障に繋がる可能性があるためおすすめ出来ません。

・データを整理する

PS3内部のデータ容量が足りておらず、フリーズを引き起こしている可能性があります。

まずはPS3本体のストレージ容量を確認してみましょう。

PS3の内部ストレージ容量は設定欄の「本体設定」から、「本体情報」を見ることで確認することが可能です。

本体情報の一番下にある「空き容量」の左側がユーザーの使える残り容量となります。

もし空き容量が減っている場合は、スクリーンショットなどのデータをUSBなどの外部ストレージに移動するか、不要なセーブデータやスクリーンショットなどを消去して容量の空きを作りましょう。

データの消し方は簡単です。

消したいデータの場所までカーソルを持って行き、△ボタンを押して「オプション」を開きます。

オプションメニュー内の「削除」を押すことで、不要なデータを削除してしまうことがかのうです。

尚、この操作はアプリケーション・スクリーンショットなどで共通です。

スクリーンショットのオプションメニューでは「コピー」も存在するので、外部ストレージにスクリーンショットを移動させたい場合は「コピー」してあげると良いでしょう。

・セーフモードの「ファイルシステムの修復」を試してみる

内部のファイルに何らかの原因がある可能性もあります。

一度セーフモードの「ファイルシステムの修復」を試してみることもおすすめします。

セーフモードの起動手順は以下の通りです。

1.PS3の電源を完全に切る

まずはPS3の電源を切りましょう。

2.電源ボタンを押しっぱなしにする

電源ボタンを押しっぱなしにします。

一度目の「ピッ」が鳴っても押し続け、二度目の「ピッ」が鳴っても押しっぱなしにしてください。

約10秒後にもう一度「ピッ」が鳴りますので、そこで一度電源ボタンから手を離してください。

PS3の電源が切れますが、正常な状態なので気にしないでください。

3.再び電源ボタンを押す

再び電源ボタンを押し、また押しっぱなしにします。

5秒経過後に「ピッ」と鳴りますが、指を離さないでください。

その後、おおよそ7秒経過後に「ピピッ」と鳴りますので、そこで電源ボタンから手を離してください。

4.セーフモード起動

正常にセーフモードが起動できた場合、USBでコントローラーをPS3と接続し、PSボタンを押してコントローラーをペアリングしてメニュー操作してください。

無事にコントローラーのペアリングが行えたら、メニューの中にある「ファイルシステムの修復」を試してください。

・フリーズが多く発生するアプリケーション及びゲームをプレイしないようにする

非常に身も蓋もない対処法となりますが、フリーズが頻発するゲームやアプリケーションの起動を避けましょう。

ゲームによってはフリーズなどが多いとか、動作が安定しないなどの悪評を聞くゲームがあると思います。

それらのプレイを避けることで、フリーズの回数自体はかなり減ると思います。

面白いゲームならプレイしたい気持ちは山々なのでしょうけど、背に腹は代えられません。

本体への影響を考えるなら、それらのゲームに関してはプレイを避けた方が賢明です。

▼それでもフリーズが頻発する場合

もし以上の対処法や予防法を試してもフリーズが頻発してしまう場合は、本体に何らかの故障個所があるのだと推測されます。

早急な買い替えか、ソニー公式のオンライン修理サービスに出すかの検討を行った方が良いでしょう。

▼まとめ

以上が、PS3でフリーズが起こってしまう場合の原因と対処法となります。

しかしフリーズ現象はいついかなる場合に起きるか解明されていない場合が大きいです。

なので、バックアップやゲームデータのセーブはこまめにする癖をつけた方が良いでしょう。

もしフリーズが起きてしまった場合は上記の対処法の内容を試してみてください。

ライター kanさん 20代 女性

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