PS4本体を買い替える際にやるべきこと
PS4が故障した、調子が悪いとなると、修理の他に頭に思い浮かぶのが「買い替え」だと思います。
旧型のPS4は基盤が型落ちしていて動作が遅かったり、新たに発売されたゲームの要求スペックに追いつかなくなったり、容量が小さすぎて必要なデータがダウンロードできないなどの不便性が目立つようになります。
エラーコード「CE-34878-0」などの発生も新型のものだと起きにくいと言います。
むしろエラーコードが多くなったりの要因で買い替えるという人もいるでしょう。
そこで今回は、PS4を買い替える時にやるべきことや注意点などをまとめていきたいと思います。
メニュー
▼PS4を買い替えたい時にやらなければならないこと
PS4を買い替える時にやらなければならないことは、大まかに分けて
・データの移行
・古いPS4の処分
になります。
尚、PS4でもPS4proでもやり方は全く変わりませんので、紹介した手順で作業を進めて大丈夫です。
▼データの移行を行う
古いPS4には今までゲームを遊んできた際に溜めた大事なデータが詰まっています。
アプリケーションやセーブデータ、インストールデータやスクリーンショット、テーマその他諸々…
全て大事なデータだと思うので、余さず全て新しいPS4に引き継ぎたいものだと思います。
そんな人のために以下よりデータ移行の準備や方法、注意点などを説明させて頂きます。
PS4を買い替えた際に参考にしてみてください。
・データ移行に当たって準備するもの
【LANケーブル】
PS4同士を繋いでデータを移行するため、必要となります。
無線LANやWiFiでネットワーク通信を行っている場合は1本で良いのですが、有線LANで接続を行っている場合は2本いります。
【ネットワーク環境】
有線無線は問いません。
とにかくネットワーク環境があればよいです。
LANケーブルを一つ使うだけで良いので、無線の方が便利ではありますが。
【プレイステーションネットワークアカウント】
プレイステーションネットワークにログインして進める必要があるため、持っていない場合は取得しておきましょう。
【時間】
データ移行はかなり時間がかかる作業です。
少なく見積もっても1時間以上はかかりますし、2時間以上かかることもあります。
そのため、時間が十分にある時や夜寝る前、出かける前などに行うと良いでしょう。
・データ移行作業手順
準備が終わったらデータ移行を開始しましょう。
作業は買い替えた新しいPS4で行いますので、
手順は以下の通りになります。
1.新しいPS4の初期設定を済ませる
まずは買い替えた新しいPS4の電源を入れ、本体の初期設定を済ませましょう。
コントローラーのペアリングとネット設定、時刻設定を終わらせ、プレイステーションネットワークにサインインもしてください。
システムソフトウェアのアップデートがある場合はアップデートを行ってください。
それから「いつも使うPS4」設定を新しいPS4に移しておきましょう。
2.古いPS4と新しいPS4を同じネットワークに接続する
古いPS4と買い替えた新しいPS4を同じネットワーク機器に繋ぎます。
片方は有線LAN、片方は無線LANなどの繋ぎ方をせず、どちらも有線or無線を使い、尚且つ両者同じネットワークに繋いでください。
この際無線でネットワーク接続を行っている場合は、古いPS4と新しいPS4を有線LANケーブルで繋ぎます。
3.古いPS4の電源を入れる
新しいPS4と繋がった古いPS4の電源を入れます。
しかし古いPS4で特別な作業をする必要はないため、電源を入れるだけで大丈夫です。
4.設定画面に入る
新しいPS4の画面で「設定」→「システム」→「別のPS4からデータを移行する」を選びます。
選択すると、データ移行の説明が表示されます。
画面の通り、データ移行を行っても古いPS4のデータが消えることはありません。
内容をコピーして移動させていることになるため、同じデータを持ったPS4が2つになるということです。
更に、データを移行される新しいPS4はデータ移行時に初期化されてしまいます。
そのため既に何らかのデータが入っていてそれが必要なデータである場合は、先にUSBストレージに移動しておきましょう。
移動可能なデータの確認をして、以上の事項に同意したなら「別のPS4からデータを移行する」を選んで先に進んでください。
5.トロフィー情報の同期/サインイン
新しいPS4でプレイステーションネットワークにサインインが行われていない場合は、ここでサインインが行われます。
また、新しいPS4で同期していないトロフィー情報があった場合は、同期するように促されます。
もしトロフィー情報を同期したい場合は、プレイステーションネットワークにサインインしてからホームにある「トロフィー」に入り、トロフィー情報を同期してください。
6.古いPS4を探す
古いPS4に電源が入っていることを確認し、「次へ」を押します。
すると、同じネットワークに接続され、電源の入ったPS4のリストが表示されます(通常は1台だけかと思いますが)
自分の使っていたPS4の名前を選んで、作業を進めてください。
尚、PS4の名前は「設定」→「システム」→「システム情報」から確認することが可能です。
選んだPS4が見つかった場合、古いPS4の電源ボタンを押すことを指示されます。
「ピッ」と音が鳴るまでおおよそ1秒以上押しっぱなしにしてください。
音が鳴ったら手を離し、作業を進めましょう。
ここで無線LAN接続で移行を行っており、PS4同士を有線LANケーブルで繋いでいない場合は繋ぐように促されます。
また、古いPS4で同期していないトロフィー情報があった場合は、トロフィー情報の同期も促されます。
トロフィー情報は後程古いPS4で「トロフィー」画面に入れば同期出来るので、問題はありませんが。
7.移行するデータを選ぶ
新しいPS4に移したいデータを任意で選ぶことが可能です。
大体は全て移したいと思うので、特別選り好む必要は無いと思います。
8.移行開始
移行したいデータを選んで次に進むと、移行の最終確認が行われます。
移行を行う際の必要時間も表示されますので、目安として見ておきましょう。
勿論、データ数が多ければ多い程必要時間も増える傾向があります。
尚、起動していた新しいPS4は自動的に再起動し、データ移行前の情報は初期化されてしまいます。
最終確認が終了したなら、いよいよ「移行を始める」を押してデータ移行を開始させます。
9.データ移行
データの移行が開始されます。
あとはやることが無いため、PS4を両方とも放置してしまいましょう。
時間が経過し、バーが満タンになればデータ移行が完了します。
▼古いPS4を処分する
データが無事移行され、新しいPS4が本格的に使用可能になった場合、古いPS4はとうとうお役御免ということになります。
そうなると、古いPS4は何らかの方法で処分することになります。
古いPS4はデータ移行がされたものの、未だハードディスクの中には今まで使用されていたデータが残っています。
そのまま捨てる・ジャンク品として売却する・他人に譲渡するなどの処分を行ってしまうと、第三者に内部データを悪用されてしまう可能性があります。
そこで、古いPS4を安全に処分するために、古いPS4は必ず「初期化」をかけてしまいましょう。
・PS4を初期化する前に確認すること
古いPS4に初期化をかけてしまうと、保存された全てのデータが消えてしまいます。
一度消去をしてしまうと、どんな方法を使用しても復元することは出来ません。
なので、まずはいくつか確認をしてみましょう。
【トロフィー情報の同期】
古いPS4で同期していないトロフィー情報があるかどうかを確認します。
もし同期していないトロフィー情報があった場合は、一度プレイステーションネットワークにサインインしてトロフィー画面に入り、同期を行いましょう。
【移行していないデータの確認】
データ移行で全てのデータを移したとは思いますが、移し漏れなどがないかを確認しましょう。
もし移し漏れなどがあっても、初期化してからでは復元することは出来ません。
移し漏らしたデータはUSBストレージ機器などにコピーして保存し、後程新しいPS4に移動してください。
・PS4を初期化する
PS4内のデータや同期の確認を済ませたなら、とうとう初期化作業に入ります。
1.設定画面に入る
古いPS4で設定画面に入り、一番下の欄である「初期化」を選びます。
2.初期化を選ぶ
「初期化」を選ぶと、次のメニューに遷移します。
次のメニューで「PS4の初期化」を選びます。
3.「フル」を選ぶ
先に進むと、初期化の方式を選択できます。
特殊なツールを使えばまだ復元の余地がある簡易的な初期化「クイック」と、完全にデータを消去してしまう「フル」が選べます。
ここでは万全を期すために「フル」を選んでください。
4.初期化開始
初期化の形式を選択し、最終確認で「はい」を選べば初期化が開始されます。
初期化が完全に成るまでは数時間かかりますので、放置してください。
初期化が完了すれば、PS4のデータは完全に失われますので、あとはそのまま売却するなり譲渡するなり、適切な処分を行いましょう。
▼まとめ
以上がPS4の代替わりを行う際にやるべきことになります。
新PS4へのデータ移行から旧PS4の初期化までが一連の作業となります。
データ移行は今後もPS4で遊んでいくために、初期化は個人情報の保護が目的となります。
新しくPS4を買い替えた場合は、どちらも必ず行ってください。
ライター kanさん 20代 女性
『PS4のジャンク品ががご不要になりましたら当店の買取サービスをご利用下さい。』
創業9年目の合同会社スタビリティが責任を持って買取査定させていただきます。