PlayStation VRでVR酔いを起こしてしまうときの対策と予防法
PS4の周辺機器「PlayStation VR」。
臨場感のある映像が楽しめるPlayStation VRですが、欠点として「VR酔い」をしてしまうということがあります。
そこで今回は、VR酔いへの対処法や予防法などを説明します。
▼「VR酔い」とは?
(参照:https://www.playstation.com/ja-jp/explore/playstation-vr/ )
家にいながら手軽に臨場感のある映像を楽しむことが出来る「PlayStation VR」。
対応するゲームも増えてきており、ゲームをしながら映像や音声に没入することが出来る凄い周辺機器です。
ですが、このPlayStation VRを使用している際、時折その映像表現に体が適応できずに不調を訴えることがあります。
車酔いや船酔いなどといったものに似た症状を訴えるこれは、「VR酔い」と呼ばれます。
・具体的な症状
「VR酔い」ですが、症状は前述の通り車酔いや船酔いに非常に酷似しています。
つまり、吐き気や頭痛、眠気や倦怠感の訴え、発汗などの症状が発生してしまいます。
発生した際は無理をせずに休み、VR酔いをさますことを考えましょう。
・VR酔いが発生しやすいシーン
VR酔いは画面の明滅が激しいシーンや、画面が激しく動き回るシーンなどで発生がしやすいと報告されています。
その他、画面が大きすぎたり小さすぎる場合、視界が狭いシーン、雨や靄で視界が悪いシーンなどでも発生してしまうこともあります。
更に部屋が暗いときにプレイしていた場合や、長時間のプレイで疲労が蓄積していた場合なども発生がしやすくなると言われています。
▼VR酔いが発生してしまった際の対処法
それでは、VR酔いはどのようにして発散したら良いのでしょうか。
VR酔いを自覚したなら、まずは休みましょう。
長時間のVR体験は体調不良をもたらすことがあります。
定番ですが、休むことが非常に大事なことです。
何か体がおかしいと感じたなら、休むことは心がけてください。
また、顔を洗ったり、仮眠を取ったり、しばらく横になったりなど、体をリフレッシュしてみましょう。
ストレッチをしたり、軽い運動をして体をほぐすこともVR酔いをさますことに繋がります。
どんなに良い場面であろうと、継続してプレイを行いたくても、VR酔いをしてしまっては意味がありません。
まずは休息を取るということが絶対です。
▼VR酔いを防止するためには
VR酔いを防ぐためには、VR酔いをしない環境を整えることが大事です。
VR酔いをしないための予防法についても説明します。
・設定を変更する
まずはPlayStation VRに関わる設定を見直してみましょう。
PlayStation VRの設定は、PlayStation VRを接続した状態で設定画面に入り、「周辺機器」を選択すると変更することが可能です。
変更すると良いとされている設定が「目と目の距離を測定する」「VRヘッドセットの位置を調節する」です。
画面の指示に従って、自分に合うように調整を行いましょう。
また、PlayStation VRを接続した状態でホームボタンを長押しし、クイックメニューを出現させると、項目に「PlayStation VRを設定する」という項目が増えています。
※この画面ではPlayStation VRは接続されていません
このメニュー内にある「画面の明るさ」も調整しておくと良いでしょう。
VR画面が明るすぎると目が疲れてしまうということも確認されていますので、個人的に明るくなり過ぎない程度に調整を行っていきましょう。
・車酔いや船酔いの対策をする
PlayStation VRによるVR酔いのメカニズムは、車酔いや船酔いのそれと同じです。
なので、車酔いや船酔いの対策を行えばVR酔いに効果があるということになります。
具体的には
事前に睡眠を取っておく
空腹時のプレイを避ける
体をほぐしておく
飴やガムなどを口に入れておく
酔い止めの薬を服用する
定期的に休む
激しく頭を動かさないようにする
などといった方法が有効です。
・日ごろから慣らしておく
VR酔いは体がVRに慣れないうちにおこりやすくなっています。
なので、日頃からちょっとずつVRゲームでプレイを行い、少しずつ慣らしていくと良いとされています。
最初のうちは酔ったという人も、徐々に慣らすことでいずれ酔わなくなったということもあるようです。
・激しいシーンの視聴を避ける
PlayStation VRで体験できるゲームや映像の中には、動きが激しいシーンや光の明滅が含まれていることも度々あります。
ゲームプレイ中はどうしようもありませんが、ムービーシーンなどの場合は最終手段として「そのシーンを見ない」という方法も有効です。
ただし、これはゲームの楽しさを若干損なう可能性があるため、どうしても解消できないが、どうしてもそのゲームをやりたい場合の最終手段ということにした方がいいかもしれません。
▼どうしてもVR酔いをしてしまう場合は
対策法を試しても、何をしてもVR酔いを起こしてしまう場合は、プレイヤーがVRに適応できない体である可能性が高いです。
その場合は残念ながら、PlayStation VRでのプレイは諦めた方がいいでしょう。
VR酔いを起こすということは、体に多大な負担がかかっていることが伺えます。
あまりに体に負担をかけ過ぎると、慢性的な身体の不調を起こしてしまいます。
それを防ぐためにも、プレイを諦めた方が賢明です。
幸い、PlayStation VR専用ゲームは少なく、PlayStation VRを使用しなくてもプレイできるというものも多くなっています。
PlayStation VRを使用しなくても良いゲームはPlayStation VRを使用せずプレイするなどしてください。
▼まとめ
PlayStation VRは非常に高い映像表現を手軽に得ることが出来るPS4専用機器です。
しかし、映像に没入しやすく、激しい映像が目の前で繰り広げられるなどのことから、目の前の映像と身体の感覚の乖離でVR酔いを起こしてしまうこともあります。
起こしてしまった場合は無理をせずに休むなどして、VR酔いを解消していきましょう。
また、VR酔いをしないように対策を行い、快適なゲーム体験を楽しみましょう。
ライター kanさん 20代 女性
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