PS4のプライバシー設定について
PS4の「プライバシー設定」はユーザーの情報を守る大事な設定です。
何をどう公開するかなどを設定できるので、ないがしろにしてはいけません。
ここで今回は、「プライバシー設定」の内容について説明します。
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▼「プライバシー設定」とは？
プライバシー設定とは、設定の「アカウント管理」から入ることが出来る画面です。
PS4上のユーザーの情報公開を設定したりなどのプライバシーに関わる全般を弄ることが出来ます。
プライバシー設定には「ゲーム/メディア」「フレンド/つながり」「個人情報/メッセージ」といった大まかな括りがあり、それぞれゲームやメディアに関する設定、フレンドやコミュニケーションに関する設定、個人情報などの設定に関する項目が振り分けられています。
これらの設定はユーザーごとに分けられており、共通ではありません。
以下、プライバシー設定でいじれる設定について詳しい説明を記述します。
▼プライバシー設定の内容～ゲーム/メディア編～
それでは、まずは「ゲーム/メディア」項目に関して詳しい説明をしていきます。
・アクティビティー
What’s Newやプロフィール画面に表示される「アクティビティー」の公開設定をすることが出来ます。
アクティビティーを選ぶと専用の画面となります。
公開範囲の設定、コメントと公開許可、視聴したビデオや獲得したトロフィーのシェアなどの範囲を決められます。
詳しくは当サイト内記事の「PS4の『アクティビティー』とは」に記述しております。
・トロフィー
ゲーム内で獲得したトロフィーの公開設定です。
公開範囲は「誰でも」「フレンドのフレンド」「フレンドだけ」「許可しない」を選べます。
初期設定は「誰でも」になっています。
・非公開にするゲーム
アクティビティーやトロフィー一覧、プロフィール画面にて確認することが出来る「ゲーム」の中で、どうしても公開したくないゲームがあった場合用の設定です。
「非公開にするPS4orPS3とPS Vitaのゲーム」を選ぶことで、プレイしたことがあるアプリケーションの一覧が表示されます。
ここでチェックを入れて設定を行ったアプリケーションを使用した場合でも、アクティビティーやトロフィー獲得のお知らせが一切外部のプレイヤーに通知されなくなります。
あまり進捗が見られたくないゲームがあったり、プレイするのに少し恥ずかしいゲームがあった場合は、こちらにて非公開設定をしておくのがいいでしょう。
・ゲーム
プロフィール画面にて確認できる「ゲーム」のリストを閲覧することが出来るプレイヤーの範囲を設定可能です。
公開範囲は「誰でも」「フレンドのフレンド」「フレンドだけ」「許可しない」を選べます。
初期設定は「誰でも」となっています。
また、こちらの設定は全体設定となっていますが、特定のゲームのみを非公開にしたい場合は上記の「非公開にするゲーム」欄を用いましょう。
・視聴リクエスト
登録しているフレンドが、ユーザーのプレイしているゲームの画面を視聴したり、シェアプレイをしたりするためのリクエストを送ることを許可するかどうかの設定です。
こちらの設定は「フレンドだけ」と「許可しない」の二種からしか選べません。
初期設定は「フレンドだけ」です。
・ミュージック
Spotifyを利用した際に聞いた楽曲をプロフィール画面に表示して閲覧できるようにするかどうかの設定です。
公開範囲の設定は「誰でも」「フレンドのフレンド」「フレンドだけ」「許可しない」まで選べます。
初期設定は「フレンドだけ」となっています。
▼プライバシー設定の内容～フレンド/つながり編～
次に、「フレンド/つながり」欄のプライバシー設定内容について説明します。
・フレンド
自分のフレンドリストを見ることが可能なプレイヤーの範囲を設定することが出来ます。
公開範囲の設定は「誰でも」「フレンドのフレンド」「フレンドだけ」「許可しない」まで選べます。
初期設定は「フレンドのフレンド」です。
・フレンド依頼
ユーザーへフレンド申請を行えるプレイヤーの範囲を設定することが可能です。
範囲は「誰でも」「フレンドのフレンド」「許可しない」まで選べます。
・あなたをフォローできるプレーヤー
フレンド申請よりも軽い気持ちで申請することが出来る「フォロー」の設定です。
フレンドとしては繋がらず、アクティビティーやトロフィー閲覧などの情報を見たりすることが出来る「フォロワー」となるための機能です。
こちらの設定範囲は「誰でも」「フレンドだけ」です。
・あなたのフォロワーのリスト
自分をフォローしているプレイヤーのリストの公開範囲設定です。
「誰でも」「フレンドのフレンド」「フレンドだけ」「許可しない」を選ぶことが可能です。
・あなたがフォローしているプレーヤーのリスト
自分がフォローしているプレイヤーのリストの公開範囲設定です。
「誰でも」「フレンドのフレンド」「フレンドだけ」「許可しない」までが選べます。
・チーム招待
パーティ機能などで開くことが可能な「トーナメント」で組むことが出来る「チーム」に招待することが出来るかどうかの設定となります。
「誰でも」「フレンドのフレンド」「フレンドだけ」「許可しない」までが選べます。
・知り合いかもしれないプレーヤー
共通のフレンドがいる場合に、もしかしたら関係があるかもしれないプレーヤーが自動的に表示される機能における公開範囲です。
この項目にチェックを入れていると、親しいフレンドとして設定しているフレンドの、親しいフレンドから、自身の実名やプロフィール写真が閲覧できるようになります。
親しいフレンドとして設定している人物と、その親しいフレンドが親しいフレンドとしている人物から、特にプライバシーにかかわる面を見ることが出来るようになるのです。
公開してもいいという場合はチェックを、したくない場合はチェックを外しておいた方がいいと思われます。
▼プライバシー設定の内容～個人情報/メッセージ編～
最後の項目である「個人情報/メッセージ」における設定を見ていきましょう。
・検索での実名
プレーヤーの検索をかけた際、自身がPSNアカウントを作成する際に設定した「実名」や、許可した相手にしか見えない「プロフィール写真」を見ることが出来るようにするかどうかを設定可能です。
ここでの選択肢は「誰でも」か「許可しない」を選べます。
実名に本名を入れている場合は、出来るだけ「許可しない」を選んだ方が安全であると考えられます。
・フレンドリスト内の実名
フレンドの中でも実名とプロフィール写真を公開すると指定した「親しいフレンド」の親しいフレンドが、フレンドリスト内で自身の実名とプロフィール写真を見れるようにするかどうかの設定です。
こちらの選択肢は「親しいフレンドの親しいフレンド」か「許可しない」を選べます。
自身が許可した以上のプレイヤーに実名が公開されてしまう可能性があるため、それが嫌なら「許可しない」を選択した方が賢明でしょう。
・ゲーム内の実名
ゲーム内での実名公開をするかどうかの設定となります。
この設定を「親しいフレンド」にすると、その親しいフレンドがブロードキャストや録画などでゲームプレイ画面を公開した際、自身の実名が明らかになってしまう可能性があります。
こちらも自身が許可した以上のプレイヤーに実名が公開されてしまう可能性があるため、出来るなら「許可しない」にした方が安全であると考えられます。
・モバイルアプリのステータス
PS4にログインがされていない際、PS Appを利用してログインを行っていたら、利用している専用のアイコンを表示するかしないかを選ぶことが可能です。
選択肢は「表示する」と「表示しない」のみとなっています。
・メッセージ
他のプレイヤーが自身にメッセージから何らかのコンタクトを取れるようにするかどうかの設定が行えます。
選択肢は「誰でも」「フレンドだけ」「許可しない」です。
オープンにしてコミュニケーションを楽しみたいなら「誰でも」でもいいのですが、プレイヤーのマナーが悪かったりする所謂「民度が低い」ゲームをプレイする場合は、「フレンドだけ」や「許可しない」にして自営をすることも大事です。
・タグ
自身の投稿したビデオクリップやスクリーンショットにタグをつけられるようにするかどうかの設定です。
範囲は「誰でも」「フレンドのフレンド」「フレンドだけ」「許可しない」までが選べます。
また、「Twitterの＠ツイート」にチェックを入れておくと、Twitterの＠ツイートを許可するということになります。
▼まとめ
プライバシー設定は、自身の個人情報を含むプロフィールの公開に関わる設定です。
そのため、下手に設定すると実名公開や個人情報の流出に関わる可能性があります。
決して適当に設定せず、一度は公開設定を振り返ってみることをおすすめします。
ライター kanさん 20代 女性
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