PSNアカウントが一時停止・利用禁止になる基準とは?

PS4ではPSNの利用規約に違反した人物のアカウントが凍結されたり、一時停止させられたりすることがあります。

 

今回はそんなPSNアカウント停止・利用禁止の基準について説明します。

 

 

▼アカウントの一時停止・利用禁止について

 

 

PSNアカウントを利用した状態でPSNの利用規約に違反した場合、悪質な行為をソニー公式に通報されてそれを受理された場合などで、運営から特定のPSNアカウントの使用を一時的に禁止されたり、運営からPSNのアカウントを剥奪されてしまうことがあります。

 

これが「アカウントの一時停止・利用禁止」であり、よく「垢BAN」などと称される現象となります。

 

 

一時停止はまだ警告段階であり、既定の期間内のみアカウントが使用できなくなります。

 

一時停止を受けたアカウントを使用しようとするとエラーコード「WS-37337-3」が表示されます。

 

違反や悪質行為などの行為が軽微であったり、初犯であった場合などの理由で適用されます。

 

期間としては「3日間」「1週間」「1ヶ月」が制定されており、警告を受けた回数によって段階を踏んで長くなります。

 

三度の警告の末、改善が見られない場合はそのアカウントは「利用禁止」に至ります。

 

 

利用禁止は完全なるアカウントの剥奪です。

 

待てど暮らせど、使用が出来るようになることはありません。

 

所謂「凍結」ということです。

 

利用禁止措置を受けたアカウントを使用しようとするとエラーコード「WS-37368-7」が表示されます。

 

何度も一時停止措置を受けたり、警告や注意を受けても対応を改善しなかったり、非常に悪質な違反行為が見られるユーザーに適用されます。

 

前述した通り、この利用禁止措置を受けたアカウントは、ごく一部の例外を除いて二度と使用できるようにはなりません。

 

またネットワークを使用したりしたい場合は、新たなアカウントを作成するしかありません。

 

 

 

▼PSNアカウントの一時停止・利用禁止の基準

 

それでは、PSNアカウントが一時停止されたり、利用禁止されたりする原因や基準について説明します。

 

 

ちなみに、巷の噂では「PSNアカウントには運転免許証のように点数が制定されており、違反件数や違反の度合いによって点数が減り、一定以下で一時停止や利用禁止に至る」と言われています。

 

ですがこれは根も葉もない単なる都市伝説の類であり、真実ではありません。

 

そのため点数次第では違反をしても良いという言い訳にはなりませんし、違反をした場合は事の大小に関わらずアカウントの一時停止や利用禁止に至ることがあるのだということを念頭に置いておきましょう。

 

 

 

・他ユーザーからの報告があった

 

 

他のユーザーが一時停止・利用禁止されたユーザーを「悪質なユーザーである」「悪質な投稿を行っているユーザーである」と報告したことが原因となっている場合があります。

 

公的良俗に反したようなアクティビティー投稿やユーザーネーム、プロフィールなどを設定していたり、メッセージ機能やボイスチャットで暴言を吐いた、意図的にゲーム進行を阻害するような行為をしたなどで他ユーザーに不快であると報告をされると、報告を基にソニーが調査、ユーザーが悪質だと断じられた場合に一時停止や利用禁止措置が適用されます。

 

ただし、この方法はよっぽど悪質な場合を除いて適用されることはありません。

 

世間にはいわゆる「腹いせ」で通報行為を行ったりするようなユーザーもいるからです。

 

 

ですが、通報された者がバグやチートを使用して有利にゲームを進めていた場合や、グリッチを利用してゲームをプレイしていた場合はかなり高い確率で報告が通ります。

 

以前動画サイトにバグ技やグリッチ技を投稿していたプレイヤーが動画を報告され、そこからアカウントの利用禁止に追い込まれたという事例もあるくらいです。

 

 

尚、報告からのBANは一時停止の措置が多いようですが、時折いきなり利用禁止になることもあるようです。

 

特にバグやチート、グリッチが絡んでいる場合は過程を飛ばして利用禁止が適用されることもあると報告されています。

 

 

 

・利用規約に抵触していた

 

(参考:http://legaldoc.dl.playstation.net/ps3-eula/psn/j/j_tosua_ja.html

 

PSNの利用規約は比較的厳しい方であり、特にマルチプレイに関する規約は厳しく設定されています。

 

その利用規約に抵触されていると判断されてしまった場合、予告なく一時停止や利用禁止の措置が取られることもあるようです。

 

 

 

・本体の以前の持ち主が利用規約に抵触していた

 

 

PS4を中古で購入している場合の話です。

 

以前の持ち主が「不正なソフトウェア」を利用していたり、「本体改造」などを行っていた場合、その本体を使用してしまったユーザーがとばっちりを受けてアカウントの一時停止や利用禁止措置を受けることもあります。

 

「本体BAN」と呼ばれる現象です。

 

また、中古で購入した本体のユーザーが迷惑行為を行っていた人の場合、その行為が新たな持ち主となったユーザーに累積されて、一回の規約抵触行為で利用禁止に至ったなどということが起こる可能性もあるそうです。

 

 

 

▼アカウントの一時停止や利用禁止に至るまでの原因に心当たりがない場合

 

上記項目の理由が主なアカウントの一時停止や利用禁止の原因となっているものです。

 

ですが、上記理由を見ても一時停止や利用禁止措置に納得が出来ない、理由がわからないという人もいるでしょう。

 

その場合は、ソニー公式のカスタマーセンターへと問い合わせを行ってください。

 

(参考:https://support2.asia.playstation.com/app/mail/mail_id?emcid=info_contact_ask_confirm2_contactus

 

早急な対応が望ましいなら、チャットでの問い合わせや電話での問い合わせを試してみましょう。

 

時間が無いなどの理由でメールでの問い合わせを行う場合、リクエスト内容は「f.利用禁止と表示されサインイン不可」を選びましょう。

 

 

しかし、この方法で問い合わせをした結果、オペレーターによってはあまり参考になるような返答を得られなかったということもあるようです。

 

それでも泣き寝入りをしたくないならやらざるを得ません。

 

ある程度は押し問答、長丁場のやり取りになることを覚悟して問い合わせを行ってください。

 

 

 

▼まとめ

 

アカウントの一時停止・利用禁止は他のプレイヤーに迷惑をかけたり、意図的にシステムの穴を突いたプレイをすると課せられやすいです。

 

気付かないうちに利用規約に抵触していたり、中古本体を使用していたことが原因で課せられることもあるため、自分は絶対に大丈夫と思わない方がいいでしょう。

 

もし身に覚えが無い一時停止措置、利用禁止措置がされた場合は、面倒でもソニー公式への問い合わせを行うことをおすすめします。

 

ライター kanさん 20代 女性

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