PS4でフリーズが起こってしまう場合の原因と対処法
PS4を使用していると、動作を停止して全く操作を受け付けなくなってしまうことが時折あると思います。
ご存知であると思いますが、この現象を「フリーズ」と言います。
今回はこの「フリーズ」が起こってしまった場合の対処法と、フリーズする原因を教授します。
▼PS4のフリーズとは？
PS4でのフリーズとは、PS4の起動はしているものの、処理が行われず画面が完全に固まってしまうことを言います。
その際、コントローラーからの操作が一切受け付けられず、何を入力しても反応することはありません。
パソコンでも起こり得る現象ですね。
・フリーズの原因とは？
この現象は大体の場合本機の故障で引き起こされることではなく、様々な要因で引き起こされる不具合の一種です。
不具合の原因は大まかに分けて二つほどあります。
一つは「ソフトの不具合」です。
PS4ソフトの中に何らかのバグが存在し、特定の動作を行ったり、特定の状況によってゲームが停止してしまうのです。
特定の条件を踏むとフリーズしてしまう再現性のあるフリーズと、不定期に起こる恐ろしいフリーズが存在しますが、同じ場所で何度もフリーズするなら前者です。
もう一つは「スタンバイモードの多用」です。
スタンバイモードはパソコンのスリープモードと同様の意を持つモードです。
スタンバイモードでも必要最低限の電力でPS4は起動している状態にあり、ソフトの起動やコントローラーの充電、アップデートやアップロードなどの動作を継続してくれる便利機能となります。
しかしこのスタンバイモード、PS4を動かし続けているのと同意義なのです。
つまり、電源を切ったつもりでもPS4はずっと働いているのです。
パソコンやテレビも定期的に主電源を落としたり再起動したりしないと、基盤に電気が溜まったりして不具合の原因になりますし、長時間起動しっぱなしだと負担がかかって徐々に処理が遅くなってしまうでしょう。
人間も休ませないと疲労で駄目になってしまうでしょう。
PS4も同じなのです。
定期的に起動を停止しないと必ず不具合が起きます。
その不具合の極みが、処理が停止してしまう「フリーズ」なのです。
▼フリーズしてしまった際の対処法
フリーズが起こってしまった場合、大体の場合はコントローラーの操作をすることが出来なくなっていることでしょう。
そうなると、ホーム画面にも戻れませんし、コントローラーからアプリケーションの終了も、正式に電源を切ることも出来なくなっていることでしょう。
なので、コントローラーが全く操作不能なフリーズ現象が起こってしまったら、PS4を強制終了するしかありません。
操作は簡単です。
電源ボタンを長押ししてください。
10秒程度で「ピッ」と音が鳴り、電源が強制的に落ちると思います。
当然、動作させていたアプリケーションは強制終了しますし、作業内容も保存していなければ失われます。
ダウンロードなども中断されますが、背に腹は代えられないでしょう。
・コントローラーが効く場合
コントローラーの操作が効く場合は、コントローラーを使ってアプリケーションを終了させるなり電源をオフにするなり再起動するなりしましょう。
コントローラーが動作するフリーズはまだまだ軽症な方なので、早急に再起動をしたり電源を完全に切ったりしてPS4のリフレッシュを計りましょう。
・電源ボタンすら受け付けない場合
稀に電源ボタンでの強制終了すら受け付けない場合があります。
そうなると最終手段となります。
電源コードをコンセントから抜いて、強制的に電源を落とします。
勿論、正式な電源オフの方法ではないため、本体（特にHDD）に負担はかかります。
故障の危険性も高まりますし、この行為が原因で故障することもあるかもしれません。
なので、最終手段なのです。
本当にどうしても電源が切れない場合に行ってください。
▼フリーズを防ぐためには？
危険な現象であり、予兆も無く起こり得るフリーズ。
今までの作業進捗やゲームの進行具合を水泡に帰す可能性があるので、起こさない方が良いのは当たり前です。
以下にフリーズさせないためにしておきたいことを記述します。
・定期的に電源をオフにするor再起動をする
PS4の前から長時間離席する際にはスタンバイモードを使わず、電源をオフにするようにしましょう。
また、ワケあって長時間PS4を起動したい際は、定期的に再起動をかけるようにしましょう。
「起動時に時間が若干かかって面倒臭い」とか「再起動とか面倒臭い」と無精せずに、PS4をいたわるために行ってください。
フリーズして強制終了をかける方がよっぽど面倒でしょうし、故障の危険性も高まります。
・ソフトの公式サイトをチェックする
特定のゲームソフトでフリーズが起こる場合は、ゲームソフトの公式サイトで不具合情報を見てみましょう。
公式から不具合のお知らせやユーザーの不具合報告などが上がっている可能性があります。
再現性のあるフリーズなら、フリーズさせないための条件やフリーズする際の条件なども一緒に記載されていることが多いです。
同じ場所でフリーズが起こり続けているなら、一度チェックした方が良いかもしれません。
また、特定のゲームソフトでフリーズが頻繁に発生する場合は、自分がフリーズした状況の詳細をまとめて、ゲームソフトの公式サイトより報告をしてください。
フリーズ時のレポートを送ることで、不具合修正が早まるでしょう。
▼まとめ
フリーズは特定ソフトの不具合で起きる以外はPS4の起動しすぎによって引き起こされるものであると言われています。
なので、定期的にPS4を休ませ、フリーズに対処しましょう。
ゲームに熱中するのも良いですが、休息も大事であるということです。
尚、あまりにフリーズが頻繁に起きすぎる場合はPS4本体の不具合や故障も考えられます。
一度プレイステーションの公式サポートに連絡をしてみましょう。
ライター kanさん 20代 女性
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